写真:東京古書組合 「東京古書組合百年史」2021年
神保町古書店街
神保町は、世界有数の書店街で有名であり、多岐にわたる分野の専門書を扱う店舗が集まっています。ここでは、学術書を扱っている代表的な古書店を分野ごとに紹介します。
法律・政治
哲学・思想・心理学
愛書館中川書房: 哲学者の個人全集や学術専門書、東洋哲学に影響を与えた各分野に関する研究書など、東洋の哲学・思想・心理学に関する幅広い内容の古本の買取りと販売を行っています。
書道
書道の専門誌: 神保町古書街には、書道の専門誌をお探しの方が訪れたい古書店が16軒以上あります。これらの店舗では、書道に関する専門的な書籍や雑誌が豊富に取り揃えられています。
歴史・文化
大屋書房: 江戸時代の古書・古地図・版画の専門店で、歴史、文学、美術、書道、茶道、武術、医学、絵本など、「江戸時代」のあらゆるジャンルが揃っています。
美術・アート
ボヘミアンズ・ギルド: 海外・日本の美術書や、作家の署名が入った署名本が数多く収められています。また、竹久夢二のオリジナルものや、森鴎外の草稿、芥川龍之介の書簡など、まるで博物館に来たような体験ができます。
建築
南洋堂書店: 古本から新刊、特価本、雑誌のバックナンバーまで、建築に関するものを新旧問わず見られる特長を持つ建築専門書店です。店内はコンクリート打ちっぱなしのお洒落なデザインで、1階と2階は古書、和書、雑誌のバックナンバー、3階は新刊中心の洋書が揃っています5。
これらの古書店は、神保町古書店街の中でも特に学術書に強みを持つ店舗として知られており、専門分野に特化した豊富な知識を持つ店主が運営しています。神保町を訪れる際は、これらの店舗をぜひチェックしてみてください。
東京古書会館の古書展
組合員が取引する古書会館で金曜日・土曜日に開催される展示即売会。都内3か所の古書展は、東京古書会館と南部古書会館は金曜土曜に、西部古書会館は土曜日曜。
👉きれいな状態の初版本 扶桑書房の初日は争奪戦
南部古書会館
住所:東京都品川区東五反田1-4-4
西部古書会館
住所:東京都杉並区高円寺北2-19-9
👉このなかでおすすめは西部古書会館。手頃な価格です。
早稲田古書店街
早稲田古書店街は、東京都新宿区に位置し、早稲田大学の近くに多くの古書店が集まっているエリアです。この地域は、学術書を含む多様なジャンルの本を扱う古書店が特徴で、学生や研究者、一般の読書愛好家にとって貴重な資源となっています。以下に、学術書を扱っている代表的な古書店を分野ごとにまとめます。
文学・哲学
詩集・文学
学術全般
五十嵐書店: 五十嵐書店は、学術書や江戸時代の和本を専門に扱う古書店です。1階は美術、思想中心、地階は日本史、国文学、仏教分野の学術書。学術書全般に加え、和本にも強みを持つこの店舗は、研究資料を探している方には特におすすめです。
これらの古書店は、早稲田古書店街における学術書を扱う代表的な店舗の一部です。早稲田古書店街を訪れる際は、高田馬場から早稲田駅までのこれらの店舗を中心に探索することで、求めている学術書を安価に見つけることができるでしょう。
入手は下記のリンクから
https://jimbou.info/assets/pdf/huruhonfesu2024_kosyotenmap_pdf_b.pdf