写真:東京文京学習センター(筑波大に同居)利用の手引 2024
放送大学は、放送授業、面接授業(スクーリング)、オンライン授業の3つの授業形態を提供しており、これらを通じて柔軟な学習スタイルを実現しています。特に学習センターは、学生が放送授業の再視聴や面接授業の受講、さまざまな学習支援を受けることができる重要な施設です。
学習センターの役割と機能
https://www.ouj.ac.jp/reasons-to-choose-us/facilities/center/access/
学習センターでは、放送授業の再視聴が可能であり、学生は見逃した授業を視聴することができます。また、面接授業も各学習センターで提供されており、直接教員から指導を受けることができます。これにより、放送授業ではカバーしきれない実践的な学習や深い理解を促進することが可能です。
サークル活動と交流
学習センターでは、学生同士の交流を促進するために、テニスや英会話などのサークル活動が行われています。これにより、学生は共通の興味を持つ仲間と出会い、学びのモチベーションを高めることができます。
東京文京学習センターには、18の大学公認の学生団体が存在し、文学、語学、科学、写真など多岐にわたる分野で積極的に活動しています。
https://www.sc.ouj.ac.jp/center/bunkyo/about/circle.html
全国に57ある学習センター
放送大学は、全国の都道府県に57もの学習センターを設置しており、「あなたのそばの放送大学」として、地域に根ざした教育支援を行っています。これにより、どの地域に住んでいても、放送大学のリソースを活用しやすくなっています。
👉所属センターだけでなく、北海道や沖縄の学習センターも利用できます。
大阪学習センター
大阪学習センターは、JR天王寺駅と寺田町駅の中ほどに位置する大阪教育大学天王寺キャンパス内にあります。このセンターは、大阪市内にありながら静かな環境で学習ができることが特徴です。また、「旅クラブ」などの学生のサークル活動も盛んで、学生間の交流が活発に行われています。
https://sites.google.com/view/oujosaka-tabiclub/
登録学生4794名の内訳をみると40代が最多で、50代・30代と続きます。職種別では会社員、看護師、自営、教員、退職者と続きます。
学習センターの活用方法
学習センターは、基本的には全学生が利用可能で、特に登録や予約はいりません。学習センターでは、学習相談や書籍・印刷教材の閲覧が可能です。学生は自分の学習計画に応じて、学習の進め方や卒論について相談することができます。👉印刷教材を10%引きで購入できます。お見逃しなく!
私が利用したことのある東京の2つの学習センターの紹介です。
1.多摩学習センター|多摩ゼミ
一橋大学の小平国際キャンパス(学生寮がある)にあります。西武多摩湖線というローカル感あるれる「一橋大学学園駅」下車7分の住宅街のなかです。
👉放送授業のバックナンバーが見放題だった|図書室のテキストと録画が遊び放題
3階にある図書室はこじんまりしていますが、専門雑誌や基本書、辞書・事典がよく整備されています。知らないと損なことに、放送大学の現在だけでなく過去のテキストや昔のテレビ放送授業がほぼすべて録画もみられます。かつて教わって恩師が講義する姿をみて感無量でした。学習センターの近くにお住まいなら、受講や単位を気にすることなく所蔵のテキストと録画のバックナンバーを活用して膨大な数の授業が思う存分に遊び放題できます。
👉多摩ゼミ|熱心な先生を囲んで大学のゼミみたい
メールで申し込みます。一橋大学の現役・名誉教授による、
「オーストラリアの社会とスポーツ」「研究入門ゼミ」「口腔ケアがもたらす効果」「能「通小町」を読む」「宗教と世俗化の問題を考える」「ヴォルテール著「カンディード」を読む」などの対面のゼミ活動がさかんです。
2.文京学習センター|大塚図書館
文京区大塚にあり、地下鉄丸ノ内線「茗荷谷駅」から徒歩3分。周囲は中央大学法学部、お茶の水女子大などの文京エリアです。筑波大学との共用ですが6階建ての立派な校舎です。放送大学は2階・3階が事務室や教室。地階には大講義室と、👉筑波大学と共同で運営する大塚図書館があります。こちらの図書館は社会人大学院の図書館でもあり、専門雑誌や専門書が分野は限定されますが、よくそろっています。ただ、パソコンの利用できるスペースに数人いる以外はほぼ無人なのがとてももったいないと思います。
👉 利用価値の大きい 大塚図書館|平日21時まで開館
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/accessibility/VR/otsuka-map.html
VR 分野は限られますが、大学院での利用を想定した専門書が並びます。
放送大学 附属図書館|
放送大学の付属図書館では、様々なデジタルリソースとサービスが提供されており、学生や教職員の学術活動を支援しています。以下に具体的な活用事例をいくつか紹介します。
電子ジャーナルと電子ブックの提供: 👉いい品ぞろえです
放送大学の付属図書館では、国内外の学術情報を含む多岐にわたる電子ブックや電子ジャーナルを提供しています。これには、辞書、統計、法令などの情報資源も含まれており、日本経済新聞や朝日新聞のバックナンバーも電子形態で閲覧可能です1。リモートアクセスサービス: 👉Wakaba(大学サイト)と同じIDで利用
放送大学の学生や教職員は、リモートアクセスを通じて図書館のデジタル資料にアクセスすることができます。これにより、キャンパス外からでも学術資料を利用することが可能になります1。文献複写と相互貸借サービス: 学習センターに取り寄せできます
附属図書館では、所蔵している図書や雑誌、放送教材などの文献複写サービスを提供しています。また、他の図書館との相互貸借も可能で、必要な資料が放送大学図書館にない場合でも他の図書館から借りることができます1。蔵書のOPAC: 👉検索結果画面から取り寄せができます
放送大学付属図書館のウェブサイトでは、国立国会図書館や都道府県立図書館、大学図書館の蔵書やデジタル資料を横断検索する機能を提供しています。これにより、利用者は必要な資料を効率的に見つけることができます。
https://catalog.ouj.ac.jp/?page_id=13
図書の自宅取り寄せサービス|中堅大学なみの蔵書数
どこの図書室も残念なことに貸し出しをしていません。しかし、幕張の付属図書館の図書などを学習センターに無料で取り寄せることができます。
さらに、送料負担ですが学部生は10冊まで一カ月間の貸し出しを受けられます。ぜひ活用したいところです。
👉私は海外の高価な専門書など取り寄せていますが、扉の貸し出し記録(懐かしい)の一番目のだったりします。もったいない。
https://lib.ouj.ac.jp/ill/ill-gaiyo.html