写真:長崎ではなんと実習船に乗って、宿泊授業もあります 長崎大学 2024
放送大学の面接授業は、通信制教育の特性を生かしながら、対面での学びの機会を設けることで、学生の理解を深める役割を果たしてきました。 1980年代から本格的に開始された面接授業は、当初は教員と学生の直接的な交流を目的としていましたが、次第に学生同士の交流の場としての役割も重視されるようになりました。実習船の宿泊授業、いつか受講してみたいです。
特選4つの面接授業|長崎と佐賀
1.口の機能、疾患と健康づくり|専門科目:生活と福祉(320)
7名の教員総出。口腔(歯や歯周組織、舌)は、咀嚼・嚥下、味覚、発音、唾液の分泌機能を担い、食べる、話すなどの毎日の活動に関わります。小児から高齢者までの口腔について。
第1回う蝕と歯周病に関わる微生物(佐藤)
第2回虫歯とその治療法について概説する(平)
第3回こころとからだと口の機能の発達(日高)
第4回食べる機能の発達(近藤)
第5回口の中に見られる主な疾患(大場)
第6回お口のしくみと働き(門脇)
第7回健康維持に必要な口の知識(鵜飼)
第8回口腔環境と健康(佐藤)
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=407310
2.五島灘洋上実習|専門科目:自然と環境(320)
長崎大学の練習船「長崎丸」に乗船して実施する1泊2日の体験型合宿授業。漁船を含めて多数活動している船について理解するとともに、海洋の生産の基礎となる海洋プランクトン及びその環境について学び、さらに産業としての漁業について理解を深める。
第1回(船内活動) ガイダンス、練習船の見学(山脇)
第2回(室内講義) 安全設備の解説と避難訓練(森井)
第3回(航海実習) 操船、機関室見学、船舶運用実務(森井)
第4回(室内講義) 船の基礎知識について(森井)
第5回(観測実習) CTD観測、採水、透明度(山脇)
第6回(観測実習) 採泥、プランクトン採集(山脇)
第7回(室内講義) 海の生物と環境(山脇)
第8回(室内講義) 海洋観測について、2日間のまとめ(森井)
※授業料とは別に、14,500円程度(※施設維持管理費(10,000円)、食費・クリーニング代(2,000円)、交通費(2,500円))が必要です。
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/news/news4237.html
3.佐賀の食べ物学|専門科目:生活と福祉(320)
佐賀県では、米、大豆、みかん、海苔など多くの農林水産物が生産されています。実際に佐賀の特産品を用いた商品開発に挑戦してみましょう。
第1回穀類(米、小麦など)の科学
第2回イモ類と豆類の科学
第3回野菜と果物の科学
第4回魚介類と藻類の科学
第5回肉類と卵類の科学
第6回佐賀の特産品を用いた商品開発の事例紹介(ヒシ、キクイモなど)
第7回佐賀の特産品を活かした商品開発をやってみよう!(企画会議)
第8回佐賀の特産品を活かした商品開発をやってみよう!(プレゼンテーション)
※「食べ物と健康」にご興味がある方は、ぜひ受講してください。また、商品開発も行いますので、一緒に楽しく魅力的な商品を考えましょう。(シラバス)
4.ぶらっと有田・陶磁の歴史と文化|専門科目:人間と文化
有田焼の魅力を理解し、その受容の歴史をたどると各国の生活様式や文化の特徴を知ることができます。また有田に残る史跡や町並みを見学して生産地のリアルな歴史を体感します。
第1回陶磁器の歴史と文化1(肥前陶磁と国内流通)
第2回陶磁器の歴史と文化2(海外輸出)
第3回町内見学(泉山磁石場、有田町歴史民俗資料館等)
第4回町内見学(窯跡、街並み保存地区等)
第5回陶磁器の歴史と文化3(展示室の蒲原コレクション)
第6回陶磁器の歴史と文化4(展示室の柴田夫妻コレクション)
第7回陶磁器の歴史と文化5(古伊万里の見方)
第8回陶磁器の歴史と文化6(産地の伝統)
※授業は、県立九州陶磁文化館で行います。
https://saga-museum.jp/ceramic/